参考記事:琉球新報
22日、環境省が新しいレッドリスト(絶滅の恐れのある野生生物の種のリスト)を公表しました。
今までのレッドリストだとヤンバルクイナは絶滅危惧IB類だったんですが、新レッドリストではIA類にランクが上がっています。生息環境が悪化したこと、マングースなどの外来生物による影響などにより、絶滅の恐れが更に高まっていることが表れた結果となったようです。
マングースが影響を及ぼしているのはヤンバルクイナだけではありません。クイナと同じく沖縄の天然記念物に指定されているホントウアカヒゲも、マングースによる捕食の影響で、絶滅危惧II類からIB類に上がりました。
琉球新報によると、奄美大島以南の那覇自然環境事務所管内で、鳥類48種、は虫類30種、両生類9種、その他無脊椎動物も22種と、たくさんの動物が絶滅の危機に瀕しているとされたそうです。
奄美大島以南という限定された地域でもこの数字。日本全国にどれだけの絶滅危惧種がいるかを考えると恐ろしいです…。
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帝京科学大学のヤンバルクイナ保護推進同好会(通称Team917)です。
日本唯一の飛べない鳥、沖縄の絶滅危惧種・ヤンバルクイナに関するニュースをまとめています。