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参考記事:沖縄タイムス朝刊  


 減少傾向にあることが懸念されていたヤンバルクイナの生息数が今回、正確な調査によって1000羽を切ってしまっていることが明らかになりました。

 1985~86年の環境省の調査によって、大宜味村塩屋湾周辺から国頭村側の地域には約1500~2000羽のヤンバルクイナが生息していることがわかっていました。しかし、その後の調査から、その生息地は急激に北側に狭まっていき、生息数も2004年には810羽、2005年には717羽まで激減してしまっていることがわかりました。

 また、沖縄県の調査から、ヤンバルクイナの生息域の南限の動きと、マングースの生息域の北限の動きが一致していることがわかっています。このことからも、マングースがヤンバルクイナに何らかの影響を与えていることは明らかといっていいでしょう。

 鳥の世界では「個体数が1000羽を切ったら絶滅寸前の状況」だといわれています。ヤンバルクイナの残り700羽、という数字は絶滅が間近に迫っている、非常に深刻な状況と受け止めなければならないでしょう。

 政府や自治体、NPO法人などが動き出しているとはいえ、万全の状態とは程遠い状況です。ヤンバルクイナを第二のトキにしないために、あの悲しみを味わわないために、早急な対策をもっともっと実行していき、ヤンバルクイナのことを知らない人には、もっともっと関心を持ってもらいたいと思います。そのために私たちも、少しずつ頑張っていきます。
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帝京科学大学のヤンバルクイナ保護推進同好会(通称Team917)です。 日本唯一の飛べない鳥、沖縄の絶滅危惧種・ヤンバルクイナに関するニュースをまとめています。
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