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クイナニュース
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 『二十三件で二十一羽が犠牲に―。これは国店のヤンバルクイナが昨年で起きた交通事故(ロードキル・輪禍)で死んだ数だ。環境省の統計によると1998年は一件だった輪禍数が2005年に13件と増加一気に跳ね上がり過去最悪を記録した』......(記事:琉球新報)

 去年起こった23件のロードキルは全て国頭村内で発生したもの。そのうち14件は県道70号に集中しています。特に繁殖期である6月には、40回の目撃情報が確認されています。
 この現状を受け、環境省や自治体などの関係機関で構成された「ヤンバル地域ロードキル発生防止に関する連絡会議」や、北部国道事務局による防止柵(クイナフェンス)の試験的な設置など、ロードキル防止に向けて様々な取り組みが成されています。クイナフェンスは道路の横断を150回から0回に減らすなど効果を挙げていますが、クイナが自由に行動するのを妨げているとの懸念の声もあります。
 様々な意見がありますが、ロードキルを防ぎたいという気持ちは皆同じ。試行錯誤を繰り返して、少しでもいい方向に進んでくれる事を祈ります!
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 『イタジイなどの森は気ままに駆け回れる楽園だった。身をよけることもままならない速度で接近し、走り去る金属製のバカデカイ箱にひき殺される心配はない。名も知らぬけったいな凶暴な肉食獣に捕らえられる危険も皆無だった。
 絶滅の危険にさらされているヤンバルクイナの悲鳴を、品減の言葉に置き換えるとすれば、こんな風になるだろうか』......
(記事:琉球新報)


 今年から本格化する環境省の飼育下繁殖を受けてか、こんな記事がありました。きっとクイナだけに限らない、耳が痛い話です…
 
 環境省が取り組む飼育下繁殖計画は、トキやツシマヤマネコに次いで3例目となります。国頭村の安田地区に繁殖施設を作り、今年はそこで10組のつがいを飼育、繁殖させる予定です。2017年までに飼育下個体を200羽程度まで増やすのが目標。
 『環境省が国の天然記念物ヤンバルクイナの繁殖施設を国頭村安田に設置することを検討していることが14日までに分かった。現在、現地測量を実施しており、2008年度につがいを10組、20羽程度を収容できる飼育室を整備する予定。計画では17年度までに飼育下個体を200羽程度まで増やす方針』......(記事:琉球新報)


 ついに国が動き出します。環境省は、クイナの繁殖施設を国頭村の安田地区に設置しようと検討しているそうです。安田地区はクイナの生息地域・ヤンバルクイナ救命救急センター・保護シェルターなどが近く、立地的には好条件。地元の安田小学校はヤンバルクイナの研究で環境大臣賞を受賞した事もあり、地域ぐるみで保護に取り組んでいます。
 飼育繁殖施設では今年度中につがいを10組飼育できるよう整備し、2017年度までに200羽まで増やすのを目標としているとか。

 クイナ保護に、これは大きな一歩です!
 『沖縄総合事務局北部国道事務所(石垣弘規所長)は、国の天然記念物ヤンバルクイナを地域と一緒に保護しようと四日、国頭村の国道58号でクイナの道路侵入を防ぐ防止柵(クイナフェンス)の試験設置作業を行った。
 奥小学校の児童九人と辺土名高校の生徒二十九人が参加し、クイナの輪禍を防ごうと一緒に約三百メートルのフェンス設置作業に取り組んだ』......
(記事:琉球新報)

 
 今回の活動はクイナの保護だけでなく、地域の意識向上も目的になっているそうです。 
 一番身近なところから保護の輪が広まる、地域ぐるみの活動っていいですね^^
 『国頭村安田のヤンバルクイナ保護シェルターで二十日、クイナのつがいの交尾が動画で撮影された。交尾が動画で撮影されることは珍しく、専門家は「クイナの生態解明の手掛かりになるのでは」と期待している』......(記事:琉球新報)


 まさかクイナも見られていたなんて夢にも思わないでしょうが…笑
 同記事によると、どうぶつたちの病院の金城道男氏は、「野生のクイナの交尾撮影は珍しい」「クイナの生態を知る手掛かりつながる可能性がある」と話したそうです。

 無事に卵が生まれて、ヒナが孵ってくれますように!
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帝京科学大学のヤンバルクイナ保護推進同好会(通称Team917)です。 日本唯一の飛べない鳥、沖縄の絶滅危惧種・ヤンバルクイナに関するニュースをまとめています。
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