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クイナニュース
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 『クイナが道路を横断する場所から100メートル離れた地点に赤外線センサーを設置し、車両や人の通行を感知するとスピーカーから警告音を発し、クイナに車などの接近を伝える仕組み。
 システムはトロピカルテクノセンターと大和コンクリート工業の三者で共同開発した。クイナが多く目撃される県道70号の10キロ地点付近に設置した』......
(記事:琉球新報)


 今年のクイナの交通事故は既に6件も起こっていて、うち生存数はゼロ。この事故ペースは過去最悪だった去年のペースとほぼ一緒です。事故を少しでも減らそうと、日々色々な対策が考えられ、実行されているようです。
 今回の対策は赤外線センサー! 車の接近を感知すると、警告音として車の走行音と犬の鳴き声の2種類を流して効果を見るそうです。効果があれば設置を増やしていく予定だとか。
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 『環境省やんばる野生生物保護センターは12日、沖縄県国頭村の県道で国の天然記念物ヤンバルクイナ1羽の死骸(しがい)が10日に見つかったと発表した。頭の骨が折れており、交通事故死とみられる。10日から愛鳥週間が始まったばかりだった』......(記事:MSN産経ニュース)


 今年、事故死したクイナが見つかるのはこれで3件目。愛鳥週間初日に事故、しかもクイナは死亡なんて皮肉ですね…。
 注意を呼びかける看板や、スピードの出しすぎ防止に道路に段差舗装がされているにも関わらず起きる事故。やっぱり基本は運転手が気をつけるしかないと思います。

 皆さん、やんばるの道は安全運転でお願いします!!
 『国頭村が安田に施設したヤンバルクイナ保護シェルターで4月28日、クイナの親子がビデオ撮影された。2月には同じ場所でつがいの交尾が撮影されている。専門家によると、動画に映っているヒナは、その時の子どもの可能性が高いと言う』......(記事:琉球新報)


 保護シェルター内で無事クイナが繁殖しているということですよね^^
 監視カメラに写ったこの親子、親鳥2羽とヒナ3羽が仲良く川を横断しているところだったようです。ヒナが親鳥の後をちょこちょことついて回る微笑ましい様子を思い浮かべると嬉しくなります!
 『環境省ヤンバル野生生物保護センターが実施したヤンバルクイナの道路出現調査で、県道70号の国頭村安波から楚洲にかけた12キロの区間で目撃個体数が174件と突出して多いことが24日、わかった』......(記事:琉球新報)


 この日、大宜味村の道の駅おおぎみで、08年度の第一回ヤンバル地域ロードキル発生防止連絡会議が開かれ、そこで報告されたそうです。
 2007年は他に、ケナガネズミが2件、アカヒゲ8件、リュウキュウヤマガメ23件、イボイモリ13件など、多くの希少種の事故も確認されています。ケナガネズミの交通事故が確認されたのは今回が初めてだとか。オレンジ色の体が綺麗なリュウキュウヤマガメの23件は目立って多いですね…。
 これから繁殖期を迎え、クイナの目撃率は益々上がっていきます。過去最悪だった去年より少しでも事故数が少なくなる事を祈りましょう…。
 『若葉がまぶしく映える国頭村で21日、国の天然記念物ヤンバルクイナの親鳥が雛に餌を与えるなど子育てする光景を本誌カメラマンが撮影した』......(記事:琉球新報)


 今回確認されたヒナは生後5日前後とみられる3羽。お母さんクイナが約50m離れた餌場からミミズや小さな虫をせっせと運んでくると、ヒナは待ってましたと言わんばかりに駆け寄って餌を飲み込んだそうです。これだけの元気があれば、きっと立派に育ってくれるでしょう^^
 繁殖シーズンを迎えたやんばるの森。道路を走る時は親子連れのクイナにご注意!
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帝京科学大学のヤンバルクイナ保護推進同好会(通称Team917)です。 日本唯一の飛べない鳥、沖縄の絶滅危惧種・ヤンバルクイナに関するニュースをまとめています。
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