参考記事:QAB琉球朝日放送
ヤンバルクイナの保護団体が、保護された卵の人工孵化に相次いで成功しました。誕生したヒナは、順調に成育しているそうです。人工孵化に成功したのは、4月下旬と5月上旬にかけて見つかったヤンバルクイナの卵6個で、5月7日と8日にヒナが孵化しました。
卵は、NPO法人「どうぶつたちの病院」のメンバーが見つけたものです。保護された卵は、親鳥が育卵を放棄した卵や、巣が目立つところにあるためにカラスに捕食される恐れがある卵で、緊急に保護され、うるま市の動物病院で人工孵化が試みられていました。
人工孵化の例は、これで5例目となり、誕生したヒナ6羽は羽化から3週目のこの時点も順調に育ち、関係者はヒナの成長に期待を寄せています。
しかし、そんな明るいニュースの一方、5月28日午前、国頭村奥の県道70号で、交通事故によって死亡しているヤンバルクイナが発見されました。エサを食べている途中にひかれたとみられ、これはこの時点で7羽目の死亡例となり、関係者の危機感を募らせる結果となっています。
ヤンバルクイナの保護団体が、保護された卵の人工孵化に相次いで成功しました。誕生したヒナは、順調に成育しているそうです。人工孵化に成功したのは、4月下旬と5月上旬にかけて見つかったヤンバルクイナの卵6個で、5月7日と8日にヒナが孵化しました。
卵は、NPO法人「どうぶつたちの病院」のメンバーが見つけたものです。保護された卵は、親鳥が育卵を放棄した卵や、巣が目立つところにあるためにカラスに捕食される恐れがある卵で、緊急に保護され、うるま市の動物病院で人工孵化が試みられていました。
人工孵化の例は、これで5例目となり、誕生したヒナ6羽は羽化から3週目のこの時点も順調に育ち、関係者はヒナの成長に期待を寄せています。
しかし、そんな明るいニュースの一方、5月28日午前、国頭村奥の県道70号で、交通事故によって死亡しているヤンバルクイナが発見されました。エサを食べている途中にひかれたとみられ、これはこの時点で7羽目の死亡例となり、関係者の危機感を募らせる結果となっています。
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参考記事:琉球新報
アメリカの環境保護団体が、アメリカの「種の保存法」にヤンバルクイナを絶滅危惧種として指定するよう、アメリカ政府に求める準備を進めているそうです。
一見『どうしてアメリカで?』と思いますよね。
でもよく考えると、沖縄の陸地の2割は米軍に占有されています。その環境保護団体『生物多様性センター(CBD)』からは、「米政府の政策がヤンバルや辺野古の豊かな自然の破壊につながっている」「絶滅危惧種のリストに登録されれば、米政府はいかなる悪影響からもその種を守らなければならなくなる」との指摘もあります。ヤンバルクイナが実際に種の保存法で指定されれば、やんばるの生態系保護に大きな意味があるとのこと。
もし実現すれば、救われる生き物はヤンバルクイナだけではないはず。私たちにとっては沖縄よりも遠いアメリカのことですが、ちょっと視野を広げて注目してみる価値は存分にありそうです!
参考記事:RBC琉球放送
国頭村で保護されていたヤンバルクイナのヒナのところに、親鳥が迎えに来て、箱に入っていたヒナをくちばしで出す、という貴重で微笑ましい現場が確認されました。
このヒナは、4月18日に国頭村内の岩場に挟まっていたところを発見され、同地区のヤンバルクイナ救急センターに保護されていました。翌日、箱に入れてもとの場所に戻しておいたところ、鳴き声を聞きつけた親鳥が現れ、ヒナをくちばしではさんで、箱から救出。その後、ヒナは親鳥を追って、森の中に帰っていったといいます。
ヤンバルクイナの親子愛を感じますよね。やさしい親の元でたくましく育ってほしいです。
国頭村で保護されていたヤンバルクイナのヒナのところに、親鳥が迎えに来て、箱に入っていたヒナをくちばしで出す、という貴重で微笑ましい現場が確認されました。
このヒナは、4月18日に国頭村内の岩場に挟まっていたところを発見され、同地区のヤンバルクイナ救急センターに保護されていました。翌日、箱に入れてもとの場所に戻しておいたところ、鳴き声を聞きつけた親鳥が現れ、ヒナをくちばしではさんで、箱から救出。その後、ヒナは親鳥を追って、森の中に帰っていったといいます。
ヤンバルクイナの親子愛を感じますよね。やさしい親の元でたくましく育ってほしいです。
参考記事:沖縄タイムス夕刊
NPO法人「どうぶつたちの病院」はこの日、国頭村内で発見されたヤンバルクイナの卵1個の人工孵化に成功した、と発表しました。
これまで、親鳥が抱卵途中で放棄したものを孵化させた例はありましたが、最初の段階からの人工孵化は国内初となります。孵化技術が確立されていない中で、成功した意味は大きいとされています。
卵は3月12日、国頭村内での草刈作業中に草むらで発見されました。ヤンバルクイナの習性から、発見された卵は抱卵開始直前とみられています。環境省が保護し、その後同団体に引き渡され、4月2日に孵化しました。孵化当初、ヒナは腹部が開いており、内蔵が見える状態だったため、縫合手術を施したといいます。この成功によって、これまで不明だった抱卵日数が、約20日前後だということがわかりました。
山階鳥類研究所標識研究室の尾崎清明室長は「完全に人の手で孵化に成功したことは、人口増殖に向けた第一歩になる」と評価しました。そして「抱卵日数や卵の重さの変化などの基本的情報は、今後の保護に重要だ」とも話しました。
NPO法人「どうぶつたちの病院」はこの日、国頭村内で発見されたヤンバルクイナの卵1個の人工孵化に成功した、と発表しました。
これまで、親鳥が抱卵途中で放棄したものを孵化させた例はありましたが、最初の段階からの人工孵化は国内初となります。孵化技術が確立されていない中で、成功した意味は大きいとされています。
卵は3月12日、国頭村内での草刈作業中に草むらで発見されました。ヤンバルクイナの習性から、発見された卵は抱卵開始直前とみられています。環境省が保護し、その後同団体に引き渡され、4月2日に孵化しました。孵化当初、ヒナは腹部が開いており、内蔵が見える状態だったため、縫合手術を施したといいます。この成功によって、これまで不明だった抱卵日数が、約20日前後だということがわかりました。
山階鳥類研究所標識研究室の尾崎清明室長は「完全に人の手で孵化に成功したことは、人口増殖に向けた第一歩になる」と評価しました。そして「抱卵日数や卵の重さの変化などの基本的情報は、今後の保護に重要だ」とも話しました。
25日に、ヤンバルクイナの人工孵化が成功したと報道されました!(→参考記事:琉球新報)
心配になってしまうニュースが多い中、素晴らしい吉報です^^
今回孵化したこの卵ですが、『卵の状態で保護され、孵化したヤンバルクイナが成鳥となり、飼育下で産卵した』とのこと。
これは初めての事例だそうです! 人工繁殖に向けて一歩前進ですね^^
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また、同じく25日に、環境省が飼育下でのヤンバルクイナの繁殖実験を行うと伝えられました。(→参考記事:沖縄タイムス)
飼育か繁殖計画は、2007年度中には着手されるそうです。
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(おまけ)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22306-storytopic-5.html
「やんばるいきものノート」製作 NPOどうぶつたちの病院
心配になってしまうニュースが多い中、素晴らしい吉報です^^
今回孵化したこの卵ですが、『卵の状態で保護され、孵化したヤンバルクイナが成鳥となり、飼育下で産卵した』とのこと。
これは初めての事例だそうです! 人工繁殖に向けて一歩前進ですね^^
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また、同じく25日に、環境省が飼育下でのヤンバルクイナの繁殖実験を行うと伝えられました。(→参考記事:沖縄タイムス)
飼育か繁殖計画は、2007年度中には着手されるそうです。
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(おまけ)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22306-storytopic-5.html
「やんばるいきものノート」製作 NPOどうぶつたちの病院
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帝京科学大学のヤンバルクイナ保護推進同好会(通称Team917)です。
日本唯一の飛べない鳥、沖縄の絶滅危惧種・ヤンバルクイナに関するニュースをまとめています。