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クイナニュース
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 『NPO法人どうぶつたちの病院(長嶺隆事務局長)はヤンバルクイナの保護と県民の意識向上を目的に「やんばるシールプロジェクト」を始めた。同病院がヤンバルクイナをあしらったシールを制作し、保護活動に賛同する業者がシールを1枚10円で購入。業者は取り扱う商品に張り付けて販売する。シールの売り上げはヤンバルクイナの飼育費や施設建設費に充てられる』......(参考記事:琉球新報)
 

 一般向けには同じデザインで直径10センチと少し大きなステッカーを1枚300円で販売しているそうです。
 沖縄に行ったら是非、このデザインのシールを探してみてください^^
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 『絶滅の恐れが高まっているヤンバルクイナについて、飼育、繁殖を環境省が始めることになった。今年度は試験的に実施し、来年度から本格的に取り組む』......(記事:サイエンスポータル編集ニュース)

 1985年の調査では約1,800羽の生息が確認されていたヤンバルクイナですが、2000年~2001年に行われた調査では、約1,200羽程度まで減少していました。環境省レッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されています。絶滅という最悪の事態を考慮に入れて、ついに飼育繁殖へと着手することになったようです。
 飼育繁殖の対象は、怪我などによって保護されて既に飼育下にあるクイナと野外から捕獲したクイナ。野生固体からの感染症の恐れなども考慮して、これらは複数の施設に分散して行うようです。繁殖した固体は野外復帰させることも今後検討するとのことです。
 『野生動物保護を支援している世界的な光学機器メーカー「スワロフスキー・オプティック」(本社・オーストリア)のプロダクトマネジャー、ゲロルド・ドブラー氏が22日からやんばるを訪れ、ヤンバルクイナの保護状況を視察している。ドブラー氏は「野生のヤンバルクイナが生息できるやんばるの自然は世界的にも貴重だ。ヤンバルクイナの保護への支援参加は十分検討に値する」と語った』......(記事:琉球新報)

 スワロフスキーと言われて思い浮かべるのは某動物番組。クイズの優勝者が貰えるアレです。毎回欲しなぁと思うけど買うとなるとちょっと高いアレです。
 やっぱり動物と関わりが深いんでしょうか、スワロフスキー社。

 バードウオッチング用の双眼鏡なども作っているスワロフスキー社は、「環境保護」を会社の方針としているそうです。今までも、『ブルガリアでこれまで絶滅の危機にあったペリカンの繁殖のために基金を創設したり、アフリカのナミビアでクロサイを保護するなど、世界で野生動物の保護活動を支援してきた』とのこと。前述のドブラー氏は鳥類学の博士号を持ち、現在世界で7つの保護プロジェクトを推進しているそうです。

参考記事:琉球新報


 22日、環境省が新しいレッドリスト(絶滅の恐れのある野生生物の種のリスト)を公表しました。
 今までのレッドリストだとヤンバルクイナは絶滅危惧IB類だったんですが、新レッドリストではIA類にランクが上がっています。生息環境が悪化したこと、マングースなどの外来生物による影響などにより、絶滅の恐れが更に高まっていることが表れた結果となったようです。
 マングースが影響を及ぼしているのはヤンバルクイナだけではありません。クイナと同じく沖縄の天然記念物に指定されているホントウアカヒゲも、マングースによる捕食の影響で、絶滅危惧II類からIB類に上がりました。

 琉球新報によると、奄美大島以南の那覇自然環境事務所管内で、鳥類48種、は虫類30種、両生類9種、その他無脊椎動物も22種と、たくさんの動物が絶滅の危機に瀕しているとされたそうです。
 奄美大島以南という限定された地域でもこの数字。日本全国にどれだけの絶滅危惧種がいるかを考えると恐ろしいです…。
参考記事:沖縄タイムス朝刊  


 減少傾向にあることが懸念されていたヤンバルクイナの生息数が今回、正確な調査によって1000羽を切ってしまっていることが明らかになりました。

 1985~86年の環境省の調査によって、大宜味村塩屋湾周辺から国頭村側の地域には約1500~2000羽のヤンバルクイナが生息していることがわかっていました。しかし、その後の調査から、その生息地は急激に北側に狭まっていき、生息数も2004年には810羽、2005年には717羽まで激減してしまっていることがわかりました。

 また、沖縄県の調査から、ヤンバルクイナの生息域の南限の動きと、マングースの生息域の北限の動きが一致していることがわかっています。このことからも、マングースがヤンバルクイナに何らかの影響を与えていることは明らかといっていいでしょう。

 鳥の世界では「個体数が1000羽を切ったら絶滅寸前の状況」だといわれています。ヤンバルクイナの残り700羽、という数字は絶滅が間近に迫っている、非常に深刻な状況と受け止めなければならないでしょう。

 政府や自治体、NPO法人などが動き出しているとはいえ、万全の状態とは程遠い状況です。ヤンバルクイナを第二のトキにしないために、あの悲しみを味わわないために、早急な対策をもっともっと実行していき、ヤンバルクイナのことを知らない人には、もっともっと関心を持ってもらいたいと思います。そのために私たちも、少しずつ頑張っていきます。
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帝京科学大学のヤンバルクイナ保護推進同好会(通称Team917)です。 日本唯一の飛べない鳥、沖縄の絶滅危惧種・ヤンバルクイナに関するニュースをまとめています。
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