『環境省ヤンバル野生生物保護センターが実施したヤンバルクイナの道路出現調査で、県道70号の国頭村安波から楚洲にかけた12キロの区間で目撃個体数が174件と突出して多いことが24日、わかった』......(記事:琉球新報)
この日、大宜味村の道の駅おおぎみで、08年度の第一回ヤンバル地域ロードキル発生防止連絡会議が開かれ、そこで報告されたそうです。
2007年は他に、ケナガネズミが2件、アカヒゲ8件、リュウキュウヤマガメ23件、イボイモリ13件など、多くの希少種の事故も確認されています。ケナガネズミの交通事故が確認されたのは今回が初めてだとか。オレンジ色の体が綺麗なリュウキュウヤマガメの23件は目立って多いですね…。
これから繁殖期を迎え、クイナの目撃率は益々上がっていきます。過去最悪だった去年より少しでも事故数が少なくなる事を祈りましょう…。
この日、大宜味村の道の駅おおぎみで、08年度の第一回ヤンバル地域ロードキル発生防止連絡会議が開かれ、そこで報告されたそうです。
2007年は他に、ケナガネズミが2件、アカヒゲ8件、リュウキュウヤマガメ23件、イボイモリ13件など、多くの希少種の事故も確認されています。ケナガネズミの交通事故が確認されたのは今回が初めてだとか。オレンジ色の体が綺麗なリュウキュウヤマガメの23件は目立って多いですね…。
これから繁殖期を迎え、クイナの目撃率は益々上がっていきます。過去最悪だった去年より少しでも事故数が少なくなる事を祈りましょう…。
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『若葉がまぶしく映える国頭村で21日、国の天然記念物ヤンバルクイナの親鳥が雛に餌を与えるなど子育てする光景を本誌カメラマンが撮影した』......(記事:琉球新報)
今回確認されたヒナは生後5日前後とみられる3羽。お母さんクイナが約50m離れた餌場からミミズや小さな虫をせっせと運んでくると、ヒナは待ってましたと言わんばかりに駆け寄って餌を飲み込んだそうです。これだけの元気があれば、きっと立派に育ってくれるでしょう^^
繁殖シーズンを迎えたやんばるの森。道路を走る時は親子連れのクイナにご注意!
今回確認されたヒナは生後5日前後とみられる3羽。お母さんクイナが約50m離れた餌場からミミズや小さな虫をせっせと運んでくると、ヒナは待ってましたと言わんばかりに駆け寄って餌を飲み込んだそうです。これだけの元気があれば、きっと立派に育ってくれるでしょう^^
繁殖シーズンを迎えたやんばるの森。道路を走る時は親子連れのクイナにご注意!
『二十三件で二十一羽が犠牲に―。これは国店のヤンバルクイナが昨年で起きた交通事故(ロードキル・輪禍)で死んだ数だ。環境省の統計によると1998年は一件だった輪禍数が2005年に13件と増加一気に跳ね上がり過去最悪を記録した』......(記事:琉球新報)
去年起こった23件のロードキルは全て国頭村内で発生したもの。そのうち14件は県道70号に集中しています。特に繁殖期である6月には、40回の目撃情報が確認されています。
この現状を受け、環境省や自治体などの関係機関で構成された「ヤンバル地域ロードキル発生防止に関する連絡会議」や、北部国道事務局による防止柵(クイナフェンス)の試験的な設置など、ロードキル防止に向けて様々な取り組みが成されています。クイナフェンスは道路の横断を150回から0回に減らすなど効果を挙げていますが、クイナが自由に行動するのを妨げているとの懸念の声もあります。
様々な意見がありますが、ロードキルを防ぎたいという気持ちは皆同じ。試行錯誤を繰り返して、少しでもいい方向に進んでくれる事を祈ります!
去年起こった23件のロードキルは全て国頭村内で発生したもの。そのうち14件は県道70号に集中しています。特に繁殖期である6月には、40回の目撃情報が確認されています。
この現状を受け、環境省や自治体などの関係機関で構成された「ヤンバル地域ロードキル発生防止に関する連絡会議」や、北部国道事務局による防止柵(クイナフェンス)の試験的な設置など、ロードキル防止に向けて様々な取り組みが成されています。クイナフェンスは道路の横断を150回から0回に減らすなど効果を挙げていますが、クイナが自由に行動するのを妨げているとの懸念の声もあります。
様々な意見がありますが、ロードキルを防ぎたいという気持ちは皆同じ。試行錯誤を繰り返して、少しでもいい方向に進んでくれる事を祈ります!
『イタジイなどの森は気ままに駆け回れる楽園だった。身をよけることもままならない速度で接近し、走り去る金属製のバカデカイ箱にひき殺される心配はない。名も知らぬけったいな凶暴な肉食獣に捕らえられる危険も皆無だった。
絶滅の危険にさらされているヤンバルクイナの悲鳴を、品減の言葉に置き換えるとすれば、こんな風になるだろうか』......(記事:琉球新報)
今年から本格化する環境省の飼育下繁殖を受けてか、こんな記事がありました。きっとクイナだけに限らない、耳が痛い話です…
環境省が取り組む飼育下繁殖計画は、トキやツシマヤマネコに次いで3例目となります。国頭村の安田地区に繁殖施設を作り、今年はそこで10組のつがいを飼育、繁殖させる予定です。2017年までに飼育下個体を200羽程度まで増やすのが目標。
絶滅の危険にさらされているヤンバルクイナの悲鳴を、品減の言葉に置き換えるとすれば、こんな風になるだろうか』......(記事:琉球新報)
今年から本格化する環境省の飼育下繁殖を受けてか、こんな記事がありました。きっとクイナだけに限らない、耳が痛い話です…
環境省が取り組む飼育下繁殖計画は、トキやツシマヤマネコに次いで3例目となります。国頭村の安田地区に繁殖施設を作り、今年はそこで10組のつがいを飼育、繁殖させる予定です。2017年までに飼育下個体を200羽程度まで増やすのが目標。
『環境省が国の天然記念物ヤンバルクイナの繁殖施設を国頭村安田に設置することを検討していることが14日までに分かった。現在、現地測量を実施しており、2008年度につがいを10組、20羽程度を収容できる飼育室を整備する予定。計画では17年度までに飼育下個体を200羽程度まで増やす方針』......(記事:琉球新報)
ついに国が動き出します。環境省は、クイナの繁殖施設を国頭村の安田地区に設置しようと検討しているそうです。安田地区はクイナの生息地域・ヤンバルクイナ救命救急センター・保護シェルターなどが近く、立地的には好条件。地元の安田小学校はヤンバルクイナの研究で環境大臣賞を受賞した事もあり、地域ぐるみで保護に取り組んでいます。
飼育繁殖施設では今年度中につがいを10組飼育できるよう整備し、2017年度までに200羽まで増やすのを目標としているとか。
クイナ保護に、これは大きな一歩です!
ついに国が動き出します。環境省は、クイナの繁殖施設を国頭村の安田地区に設置しようと検討しているそうです。安田地区はクイナの生息地域・ヤンバルクイナ救命救急センター・保護シェルターなどが近く、立地的には好条件。地元の安田小学校はヤンバルクイナの研究で環境大臣賞を受賞した事もあり、地域ぐるみで保護に取り組んでいます。
飼育繁殖施設では今年度中につがいを10組飼育できるよう整備し、2017年度までに200羽まで増やすのを目標としているとか。
クイナ保護に、これは大きな一歩です!
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帝京科学大学のヤンバルクイナ保護推進同好会(通称Team917)です。
日本唯一の飛べない鳥、沖縄の絶滅危惧種・ヤンバルクイナに関するニュースをまとめています。